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禁煙外来

禁煙について

喫煙はがんをはじめ、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や結核などの呼吸器疾患、2型糖尿病、歯周病など、多くの病気と関係していることが分かっております。

加熱式たばこの健康影響が紙巻たばこに比べて健康影響が少ないかどうかは、まだ明らかになっておりません。

加熱式たばこ使用者も健康保険による禁煙治療の対象となっております。

禁煙の成功率

禁煙を始めて2、3日はニコチン切れのイライラやストレスなどの離脱症状が現れますが、医療用禁煙補助薬(飲み薬や貼り薬)を使うことにより、離脱症状を和らげることができます。

自力での禁煙成功率は、約10%と報告されており、自力では難しいと感じる方が多いです。医療機関での禁煙治療の成功率は約65~80%と報告されており、禁煙を希望されている方は是非ご検討下さい。

禁煙外来の保険治療の条件

  • 「禁煙治療のための標準手順書」に記載されているニコチン依存症に係るスクリーニングテスト(TDS)で、ニコチン依存症と診断されたものであること。
  • 35歳以上の者については、ブリンクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上のものであること。
  • 直ちに禁煙することを希望している患者であって、「禁煙治療のための標準手順書」 に則った禁煙治療について説明を受け、当該治療を受けることを文書により同意しているものであること。

ニコチン依存症チェック スクリーニングテスト(TDS)


ニコチン依存症管理料を算定できる対象は、TDS(the Tobacco Dependence Screener:0~10点)で5点以上となり、「ニコチン依存症」と判定される必要があります。

設問内容 はい1 点 いいえ 0 点
問1.自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。    
問2.禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。    
問3.禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか。    
問4.禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。(イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加)    
問5.問4 でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。    
問6.重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。    
問7.タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。    
問8.タバコのために自分に精神的問題(注)が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。    
問9.自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。    
問10.タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。    
合計    

「はい」(1点)、「いいえ」(0点)で回答を求める。
「該当しない」場合(問4.で禁煙したり本数を減らそうとしたことがない等)には0点を加える。

判定方法:
合計点が5点以上の場合、「国際疾病分類第10版」(International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems, 10th revision:ICD-10)診断によるタバコ依存症である可能性が高い(約80%)。

 

禁煙治療の流れ

まずは禁煙する意思を固めましょう!

①初回診察では、禁煙治療、喫煙状況に関する問診票にご記入いただき、保険診療で禁煙治療を受けられるか確認します。

②呼気一酸化炭素(CO)濃度を測定し、喫煙レベルを測定します。

③禁煙開始日を決定し、「禁煙宣言書」にサインしていただきます。

➃禁煙補助薬の選択をします。

その後は初回診察から2週間後、4週間後、8週間後、12週間後の計4回、通院していただくことになります。

再診時にも呼気一酸化炭素(CO)濃度を測定し、禁煙状況を確認します。

禁煙補助薬

・内服薬(チャンピックス)

ニコチンを含まない飲み薬です。タバコを吸っても満足感を得にくくなる効果があり、禁煙中の離脱症状やタバコを吸いたい気持ちを和らげます。禁煙開始日の1週間前から服用を始めて、12週間継続します。

・貼り薬(ニコチンパッチ)

皮膚からニコチンを吸収することで、禁煙中の離脱症状を和らげます。

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